キーちゃん王子が輿に揺られて城下町を見物している間に、親方はひとまず現代へ。
今日はトラインくんが中山でG1のレースを走ります!!!
トラインくん↓
去年まで「G1て何? 重賞って何?」ってちんぷんかんぷんだった親方、もちろん競馬場なんて無縁でした。
以前は、お仲間が15時になると磯でもラジオを聴いてたりしたのを、「へー」とさえも思わない位無縁でした。
でも今や、トラインくんが中山に来なさる&仕事も休みとなれば、行くしかない!
行くしかないけど一人じゃ何もかもわからないから、ワケーノとかワカクネーノとかが一緒に行ってくれるはずだったのに、皆お仕事納めで来られないってゆーじゃないの!?しどいわ。
あーちゃんも神戸でお仕事だし〜。
こんなことなら、大学のサークルで大井のナイターに行った時に参加しておけばよかったわいと、大昔の後悔を今頃してみる。
ワケーノからは「浅草より怖くないですよ(浅草の方ごめんなさい)」と励まされたり、あーちゃんからも「パドックで最前列で応援したら、走ってってゴール前を陣取って応援すること 云々」と予備知識(指令?)はもらったけど、でもぶっつけ本番はあまりにも恐ろしすぎる故、実は先日、24日に予習に行ってみたのであります(お仕事が朝しかなかったので)。
でも、24日って有馬記念じゃないの。
競馬を知らなくっても、NHKのニュースでも流れる程の大きなレースの名前くらいは知っていてよ。
恐ろしいほどの人混み。間違いなく予習にはサイアクの日であります。
駅に向かう電車がすでに怖い・・・
午前中にも関わらず、場所取りの人たちが山ほどいて、朝からビール臭がたちこめている〜。でも思った以上に若者も多いし、女性も結構いる〜。なんだかお祭りみたい〜。
何から何までわからずオロオロする親方に、中山の近所に住むお友達が合流してくれて、パドックの位置やら、馬券の買い方やら、いろいろ教えてくれる。
まずパドックを見学。
テレビではよく見る光景なれど、現場に来て見ると全然違う!
お馬さんも近いし、ナマの息遣いみたいなのが全然違うの!
みんな頑張れ〜と声をかけていると、とある素敵なオンマさんに目を奪われました。
なんと美しい!優雅優雅。名前はアルーシャ。
そしてレースを見に場内へ移動。
おなじみのファンファーレで走り出したおんま達のなんと美しくかっこいいことか。
これもテレビとは全然違う。感動・・・あまりのかっこよさに涙が出る親方なのでした。
厩舎に行っても、牧場に行っても、おんまさんが群れで全力疾走するところなんて、実際見ることないですもんね。本当なら「走らされている」競馬ではなくて、自発的な全力疾走を見たいけど。
彼らの過酷な人生は、人を感動させる為なんかな。
あ、もちろん場内では、賭けたオンマが負けた人の怒号やら、いろいろとお金を巡るエネルギーが強烈に渦巻いていて、す、すごい世界なのでした。
これだけの人が興奮している競馬の世界・・・こ、これは、なかなかなくなりはしないよね・・・・とも改めて認識しました。
せめて馬主は、勝てなくても、生涯その子の面倒を見るなりなんなり、殺処分をなくして欲しい。JRAの配当を少し減らしてでも、そういうシステムが生まれて欲しい・・・とはいつも思っているけれど、それは今は置いておいて。
とにかく忘れてはいけない「有馬記念」。一年で一番人が集まる日だそうで、10万人を超える来場者だったんですよね。は〜もうこの人混みがすごすぎて、どこに行くにも、は〜人疲れ。女子トイレもすごい行列で入れん。
もっと空いていたら、何レースもパドックと場内を往復したいくらいおんまたちに心奪われたけど、とにかくこの日は「有馬記念」(しつこい・笑)
親方は膨大な人に巻き込まれる前に、予習を早々に切り上げ、キタサンブラックの走りはテレビで観ましたよ。
キタサンブラックも感動したけど、親方にとってのこの日の主役はアルーシャよ。
親方が目を奪われたアルーシャは、なんと一番人気で、その人気に応えるように、見事一着で、ゴール前に陣取った親方の前を颯爽と駆け抜けて行きました。
後から調べたら、ディープの子でした。
トラインくんとおんなじだ〜。
この記事を予約投稿する頃、親方はおひとりさまで、トラインくんを応援しています!!
(帰りの混雑がコワイ)。