猫さんの中には、布を食べたり吸ったりする子がいて、ウールサック症候群と言われますが、母親と早くに別れた子、離乳期の早かった子に多いと言われています。
人間でもメンタルから異食症になっちゃう人がいますけど、猫さんも甘え足りなかったメンタルからなるのでは、と言われています。
キーちゃんも小さいうちから一人だったので、いささかその気があるのではないかとも思われましたが、あとはおそらくですが、骨にも病気を抱えていたので、顎がうずくというか、歯がうずくような感じがずっとしていたのではないかと思われます。
とにかく、ダンボールやおもちゃの木の棒を、始終かじっていました。
最初は歯の生え変わりの時期かなー？なんて思っていましたが、一生生え変わりの時期でした（笑）
歯の生え変わりの時は、歯がうずくのでガジガジする子も多いとか。
子猫の乳歯は生え変わりの時に飲み込んでしまう子も多いので、抜けた歯を見たことがない飼い主さんも多いそうです。
キーちゃんの時も抜けた歯は気づかなかったのですが、大人のネオちんの歯は・・・何本も見たことあります・・・大人なのに（涙）
ネオが来た時も、親方は床に落ちた何かをささっと拾う癖がついていましたが、ネオは輪ゴムだろうと糸くずだろうと全く意に介さないので、拍子抜け（っていうのも変ですけど）。
さすがにサプリなどの万一口にしたら危ないものは、見つかるまで出かけませんが、ヒモのおもちゃも出しっぱなしでOKですし、ダンボールを破壊したことは皆無です（笑）
猫それぞれ。
昨日ふと気付きました。
ネオがうちに来てからの日数が、キーちゃんと共に暮らした日数を越しました。
ネオはネオで、かきむしる程の全身カイカイで我が家にやって来ましたし、つるっぱげをこしらえたこともありますし、歯も抜けちゃうし、ずーっと軟便でしたし（克服策はそのうち）、何よりも極度の恐れを持っていた猫です。
それでもゆるーっと日々は流れています。
キーちゃんは、「僕には時間がないんだ」って元気一杯、いろんなこと一杯、凝縮して濃縮されたニャン生を送りましたので、同じ時間が流れているとは、なんだか思えません。
ネオには沢山時間があって、これからもずっと一緒に歩めるんだと信じています。
猫それぞれ。
