初めてそれに気づいたのは、毛糸のおもちゃで遊んでいた時のこと。
切れた糸を必死に噛み砕いて飲み込みました。真剣そのものでした。
ひもじい野良っ子生活で、食べられるものはなんでも食べて来たというのもあったでしょう。
輪ゴムが床に落ちたり、ヒモや糸くずが落ちたりすると、サッと飛んできて食べようとするので、床に何かを落としたら、キーちゃんより先に拾わねばなりません。
サプリなんかが床に転がったら、見つかるまで出かけられません。
例えば暖パンみたいに、お腹のヒモとか足首にゴムが出ている服をうっかり床に置いて出ようものなら…、あわてて戻ってしまってきました（笑）
猫あるあるですが、髪のゴムも大好き。あれ噛むの好きね〜。瀕死の時にもあれにはちょっと反応してくれて、よし、回復するぞと心強く思えたものです。
子猫はガジガジなんでも噛むの好きですし、主治医も「猫ちゃんはヒモが好きだから気をつけて〜」とおっしゃっていましたが、うちに来た子がどんな性質の子かわからないうちは、携帯の充電器やコード類など、危ないものは隠して置いた方がいいですね。
主治医の先生は、おもちゃのヒモが腸に絡まってしまった子を手術したことがあり、「ヒモつきのおもちゃは必ずしまって」とおっしゃっていました。
もしお尻からヒモが出てても絶対引っ張らないで〜、ハサミで短く切ってとも教わりました（引っ張ると腸が出ちゃう可能性ありデス）。
キーちゃんは危ないコード類はかじりませんでした。
昔我が家にいたヒダリちゃん一家は、発泡スチロールが好きでしたけど、アレ飲み込んだら困るので、キーちゃんがかじり屋だと発覚してからは、発泡スチロールは隠しました。
床に敷いてあるクッションフロアの角も、何箇所か欠けてます(笑)
・・・亡くなった後、かじった形跡を新たに発見した時は・・・泣き笑いじゃったのぅ・・・
一度なぞは、お水の下に敷いてあったペットシーツをカキカキして、なんちゃらポリマーが散ったところを、親方の回収より先に食べちゃって、一日緑色の粘る下痢をしました。
食べた量が少しだったのと、調べたらなんちゃらポリマーがそんなに毒じゃなさそうだったので、そのまま出させて終わり。
おもちゃの柄もよく噛んで、プラスチックはひん曲げていました。
おもちゃのヒモは万一飲んでも大丈夫なように麻ヒモに変えましたし、飲んだら危なそうなところは切りました。
ダンボールはど～のくらい破壊したかしれませんのだ。
つづく
